こんにちは。
国境のない粉モノ教室 Ys Table おおきもとようこ です。
さて、今日は普通の餃子に飽きてしまった方へ、
オススメのアレンジ方法第2弾。
今日は包み方アレンジのご紹介です。
目次
1.包み方を変えるだけで、こんなに味が変わっちゃう!餃子の包み方アレンジ方法
前回はすぐにできるアレンジ方法として、「ひき肉を変えてみよう」というお話でした。
そして今回は、包み方を変えることで生地と中の具材のバランスを変えてみようという提案です。
実は点心餃子の場合、焼き餃子、水餃子、蒸し餃子といった調理方法にあわせて
生地の配合はそれぞれ違います。
こちらの皮の配合の違いとその理由のお話は、また長~くなるので、また別の機会に。
今回は、形のアレンジのお話です。
同じ具材を使っても、包み方が変わるだけで、中の具材の量が変わりますので、
食べた時の食べ応えがグッと変わってきます。
手作りの皮はもちろん、市販の皮でも充分にアレンジを楽しむことができますよ。
ひとつ注意点をあげるとすれば、市販の皮は手作り皮と違い、とても乾燥しやすいのです。
よく絞ったぬれふきんなどをかぶせて、乾かないように作ってみてくださいね。
では、代表的な包み方を5種類ご紹介します。
(サンプル写真は五行思想をイメージした手作りカラー皮を使用しています)
それぞれの包み方には、古くからの名前や由来があります。
そもそも餃子はみんなが集まった時に、大勢でおしゃべりしながら作るもの。
それぞれの意味、背景なども話題にしながら、久しぶりの再会を喜び合うもの素敵な光景ですね。
では、説明スタート!
1.1 財宝/元宝(古代銭の形)・・・黄色①参照
もともと餃子は、古代銭にその形が似ていることから、縁起のいい形として、親しまれています。
なかでも、毎年2月頃に行われる旧正月(春節)には欠かせない食べ物です。
これだけみると、イタリアンのラビオリみたいですね。
世界の粉ものを見渡すと、具材が変わっていても、実は成型が似ているものがたくさんあります。
どういうルートでお互いがたどり着いたのか?
タイムマシンにに乗って、時代を遡って調べてみたいのはわたしだけでしょうか?
<作り方>
・中央にあんを置き、半月に折る。向こう側の皮を立ち上げるようにして、両端を留める。
1.2.三方(三弁)・・・紫②参照
これは見たまま通り、3辺を結んで作ります。あんを入れすぎるとプクプクになってしまうので、
適量が大事です。適量がね、難しいのですが。
<作り方>
・皮の中央にあんを置き、皮のフチを均等に3カ所つまんで中央でとめて三角形に整える。
1.3. 四方(四弁)・・・黄緑③参照
こちらは3辺お応用、今度は4辺を結んで、4方です。
<作り方>
・皮の中央にあんを置き、真ん中を軽く留め、両端から縁に沿わせるようにして均等な4つの辺を作り、しっかり留める。
1.4. 柳葉(柳の葉)・・・黒④参照
こちらは炭パウダーを入れて作った餃子の写真です。
ほのかに炭の香りがついていて、すごい見た目ですが、味はなかなかです。
模様が少し見えづらいかもしれませんが、こちらはご愛敬(笑)
ほどよいあんの量が大事です。
<作り方>
・土台の手の3本指揃える。中指を少し下げて皮を置き、横長にあんをのせる。
最初の1cmを中に織り込む。左右順番につまんで閉じる。
1.5.太陽(太陽の形)上下で2枚必要・・・プレーン⑤参照
皮を2枚使ってあんを上下で包みます。
あんの量がかなり入ってしまうので、手作りの皮を使用する場合は、
小ぶりに作るのをオススメします。
2枚の皮はサイズが同じか、少し小さめの皮を上部にもってくると、きれいに包めます。
<作り方>
・7cm皮。中央にたっぷりのあんを置き、もう一枚の皮を上からかぶせる。
空気を抜くようにして密着させてから、周りをつまむように折込みながら閉じる。
さあて、次は餃子だけでなく、なににでもかけちゃおう!
味に変化を求めたいのなら、タレでアレンジ!
次回はタレのお話です。
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