こんにちは。
NYローカルのパンとスイーツを楽しむパン教室
Ys Table おおきもとようこ です。
梅雨明けと共に我が家のミニトマトも真っ赤っか!
こちらのトマトは昨年もの。
今年はアイコ2本と中玉1本植えたのですが、早くも連日の真夏日で水不足が心配!
しっかりと管理していかなくてはね。
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さて、7月のテーマはココアパウダー。
チョコレートプディング、レッドベルベッドカップケーキといった、アメリカンベーキングには欠かせない材料です!
ハーシーズのココアパウダーで連日レシピ試作中。
さてこのHERSHEY’Sハーシーズ、
アメリカの一大チョコレートメーカーなんです!
東海岸のペンシルバニア州にその拠点があるため、東海岸でチョコレートというとやっぱりハーシーズ!
西海岸ではサンフランシスコのギラデリが優勢のようですが(笑)
ハーシーズ社製品で有名なのは、板チョコ。過去の大戦でも兵士達への支援物資として支給されたり、戦後、日本国内でも広く配布されたという話を聞いたことはありませんか?
それと同様に有名なのがこのキスチョコ❤
今でも輸入食材店などで扱われていますね。
このm&mのマーブルチョコレートも捨てがたい~!
私の父がまだ現役だった頃、時々ですが、どこで買ってくるのでしょうか、このキスチョコを買って帰ってくることがありました。
銀紙に包まれたそれは、アルファベットが書かれた白い薄紙が一緒に包まれていました。他の日本のメーカーのチョコとは違っていて、ちょっとハード系。
口に含んでも溶ける・・・というよりは、どちらかというとカリッコリッ?という、小学生の私にはちょっと大人な味わいでした。
そういえば、終戦直後のアメリカ兵がチョコを配ったのは、このハーシーズだったとか?
それを父が思い出して買ってくるのかどうかは定かではありませんが、私の記憶の中の現役サラリーマンの父の姿とこのキスチョコはとってもリンクする食べ物です。
時は巡り、私がNYに住んでみると、もうどこへ行ってもハーシーズ!
スーパーはもちろん、ドラッグストアからガソリンスタンドから、駅のキヨスクから。
もうどこでも売っていました!
それはもうご当地ですもの。売っていてもなんの不思議もないのですが。
そして、毎月のようにいろいろな季節イベントがあるアメリカ。
バレンタインのピンクやチェリー
セントパトリックスデーの緑
イースターのベイビーカラー
独立記念日のパトリオットカラー
ハロウィンのオレンジ
クリスマスの赤と緑と白
色に合わせて、袋のプリントとフレーバーが変わっていきます。
ほとんど季節限定フレーバーなので、アメリカに行けばいつでも買えるというものでもありません。
旅行するにもタイミング良く行かないと買えないのです。
定番のミルクとダークチョコレートの他、私はチェリー押し❤当時は食べられたけれど、もしかしたら今は食べられなくなっているかもしれないけれど・・・(笑)
日本ではそうそう見かけないのが残念です。
それぞれのシーズン、売り出しが始まるとどの商品も即売り切れてしまうので、チラシに掲載されるとCVS(NYに多くあるドラッグストアチェーン)や、STOP&SHOPといった大手スーパーへGO!
そういえば、ペンシルバニアには、Hershey’s Parkという遊園地まであるんですよ!
残念ながら行くチャンスはなかったのですが、行った人によると、
車でハイウェイを乗り続けて、更に入り口へと向かう道にはいると、まだまだ門も見えないうちからチョコレートの香りがするというお話(笑)
お菓子やパンを作るときに無糖ココアはよく使用します。
様々なココアが販売されていますが、なぜかいつも手に取ってしまうのは懐かしいハーシーズ。
レッスンでは、レッドベルベッドクッキーをご紹介します。
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