こんにちは。
粉モノを楽しむ Ys Table
おおきもとようこです。
粉モノ、粉モノと連発していっていますが、
いったんここで整理しておきたいと思います。
辞書によると、
「粉とは・・・穀物類を粉にしたモノ」
という定義。
穀物ということなので、
小麦粉に限らず、
アワ、ヒエ、ソバといった古くから食されている雑穀粉も含まれますが、
やはり1番よく目にするのが
小麦の粉、小麦粉!
ですね。
なにか粉モノを作ろうとして、
小麦粉を購入しようと売り場へ行くと、
どどーんと並ぶ袋の種類の多さにまずびっくり!
とりあえず、パッケージを見ると、
①強力粉
②中力粉
③薄力粉
の3種類に区分されていることが多く、
時々、
「地粉」とか
「うどん粉」とか、
「ケーキ専用粉」なんていうものあったりします。
では、その違いは一体なんでしょうか?
国産のモノであれば、ぜひパッケージの裏?横?を探してみて下さい。
そこには必ず、「成分表」という表記があります。
その中にある
タンパク質の量、
「タンパク質含有量」
によって、
先ほどの小麦粉の区分が変わってきます。
一般的には、粉100g中の含有量によって区分されて、
①強力粉は 約11%
②中力粉は 約 9%
③薄力粉は 約 7%
ぐらいを目安に表示されているようです。
(各メーカー、ブランドによっても変わります)
このタンパク質量が高いほど、
小麦粉の中のタンパク質の主成分であるグルテンによって
強い粘りのある生地ができあがり、
ひきのあるパンに仕上がります。
反対に、タンパク質量が低いほど、
グルテンが繊細なものになり、
どちらかというとサックリとした食感にしあがります。
では、
しっかりと高さのある型入りの食パンを焼いてみたいときは、
どんな粉を選びますか?
その時はぜひ、強力粉を使ってみて下さい。
時には「強・強力粉」というタイプもいいでしょう。
サクサクとしたクッキーなどを焼きたい場合には、薄力粉。
うどんなどの麺類には、強力粉と薄力粉のよいとこ取りの中力粉。
といったように、作るモノの特徴を考えながら粉を選ぶのも
楽しみの一つです。
ぜひ、次回お買い物に行かれる際は、パッケージの裏を探してみて下さいね!
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