おおきもとようこ
発酵と点心の教室・家庭和食の体験レッスン講師
「ないなら作ってみる。それが、思いがけないおいしさや楽しさにつながることも!」
子どもの頃に暮らした南米で、限られた材料のなか、母や周囲の方たちが手作りしていた日本のお弁当や和菓子。
その姿にふれて、“工夫して作る”ことの楽しさを知りました。
「大丈夫よ、ないものは作ればいいのよ」──そう話してくれた日系一世の方の言葉は、今も私の心の支えです。
その後も中国・アメリカを含む3地域で11年間暮らしながら、その土地の季節の行事や郷土料理、そして何より家庭の食卓から見える文化の豊かさを学んできました。
現在は、
- 国内向けに〈オンライン〉粉から始まる発酵・点心教室
- 訪日旅行者向けに「台所で出会う、ほんとうの日本」訪日旅行者向け家庭和食料理教室
(Home Cooking Experiences with Japanese Fermented Seasonings for Visitors )
を主宰し、日々の暮らしの中に “作るよろこび” と “つながる楽しさ” を届けています。
パン・点心・中華料理・乾物の講習会に積極的に参加し、学びを継続中。
「糀のある食生活」を中心に、日々の食卓やレッスンに役立つレシピを開発しています。
関東育ちゆえ、勝手に「全国がふるさと宣言」をして、各地の醤油や味噌、味醂といった蔵や名勝を訪ねるフィールドワークを展開中。
駅、各地のJA、道の駅に出没すること多々。私にとって旅もまた “学びの台所”。
さらに、発酵調味料を使った和食を英語で語れるように、日々、発酵に関する英語を学習中。
「作ることは、難しいことじゃなくて、小さな冒険のようなもの」
そんな想いで、今日も台所から、小さな旅を始めています。