こんにちは。
もう一度食べてみたい!
NYローカルのベーグル・デリ・スイーツを再現するパン教室
Ys Tableワイズテーブル
おおきもとようこ です。
今日4月26日、アメリカでは
National Zucchini Bread Day!
ズッキーニブレッドの日!
毎年、NY郊外の街では春の訪れとともに、楽しみなのが「ファーマーズマーケット」。実は、NYの緯度は青森と同じくらい。毎年かなりの積雪があり、関東人の私もすっかり雪かきが上手になりました。(笑
5月前後から11月第3木曜日のサンクスギビング(感謝祭)あたりまで、週末のお楽しみは、このマーケット!マンハッタンのユニオンスクウェアのマーケットは有名ですが、郊外の街でも、やっと雪かきから解放された穏やかな週末、地域の広場にトラックが集まり開催されます。
ローカルの畑でとれた野菜や花はもちろん、チーズ専門店、ピクルス専門店、パン屋さん、スイーツ専門店などなど。人気のお店は各地のマーケットへ移動販売もしているので、1ヶ月の営業スケジュールを聞いておくといいですね。さもないと、来週は来ないかもしれませんからね!
昼時にちょうどよいサンドイッチ、ホットドッグ、ハンバーガーのお店も人気です。飲み物はローカルブリューのビールもあり、アップルサイダーもあり。
私が楽しみにしているのは、「ズッキーニブレッド」。アメリカでは生の野菜を生地に入れたパンやお菓子がかなりポピュラー。にんじん、ズッキーニ、カボチャなど定番商品です。
「ブレッド」と聞くと、角食パンのようにしっかりした朝食用のパンを思い浮かべることも多いと思いますが、どちらかと言えばこのズッキーニブレッドはちょっと甘め。スパイスを効かせたしっとり生地。ブランチやコーヒーと一緒に味わいたくなる、軽食といったイメージかもしれません。
アメリカでは大きさによって「ローフ」「ブレッド」、それよりも小さいものを「ロール」と呼び分けたりします。カップケーキ型の、ズッキーニマフィンも大人気!
パンやマフィンなどを扱うお店では、ズッキーニに限らず、ホールやスライスしたものが店先にところ狭しと並びます。(下の写真だとわかりずらいのですが、黄色い札のあたりにスライスが並んでます)
ところで、「実は、ズッキーニってどんな野菜?」と言う方も多いのでは?
日本で一般的になったのはごくごく最近ではないでしょうか?あのつやつやした、キュウリそっくりな野菜は、実はウリ科カボチャ属。味は、カボチャのような甘さはなく、さっぱり系で、まさにウリ。水っぽくないので、オーブンローストや煮込みにもピッタリ!色は緑の他に黄色も。
スライスして好みの塩と酢とオイルをかけたサラダは我が家の定番です。生でも加熱でも食べられるので、「困った時のもう一品」になるように、夏の間は、冷蔵庫にはいつも入れておくようにしています。
こんな万能選手であるズッキーニ。原産は、メキシコや中南米と言われ、アメリカ新大陸発見とともに徐々にヨーロッパに広まっていきました。フランス料理の「ラタトウユ」、イタリアの、花の部分に詰め物をした「ズッキーニフライ」が有名ですね。
栄養価も高く、カリウム、βカロテン、ビタミンCが豊富なので、高血圧や、免疫力アップにも効果が期待できるそうで、ぜひとも取り入れたい野菜の1つ!
6~9月に旬を迎える夏野菜の代表、ズッキーニ。Ys Tableワイズテーブルの夏のレッスンに登場してきます。
キンキンに冷えたサラダと、コーヒーでカジュアルなブランチなんて素敵❤もう週末まで待てませーん!
この記事へのコメントはありません。