こんにちは。
NYローカルのベーグル・スイーツを楽しむパン教室
Ys Table おおきもとようこ です。
今日は3月4日。
お天気が日替わりで変わっていきますが、それでも暦はもう春。
春は何か新しいコトを始めたくなりますね。
季節のイベントに合わせ、ケーキをプレゼントすることも多くなってきます。
シフォンケーキ
パウンドケーキ
パイ
などいろいろ。
食感も軽いモノから、バターのしっかりしたモノまで。
パンを焼き始めてから、材料が家にあるせいか、
粉モノは自宅で作ることが多いので
なかなか外で買う機会がなく・・・。
そのせいか、ケーキを買う!となると、かえって真剣に悩みます(笑)
作るのは、しっとりとしたシフォンケーキが好き
でも、食べるとなると、こがしバターの香りのフィナンシェや
バターのコクがしっかりでているパウンドケーキ!
それぞれ、違った味わいがあっていいですね。
実はこの「パウンド」、
重さの単位を表しています。
ご存じでしたか?
ちょっと難しくなりますが、
実は、
日本で長さ、重さを表す度量衡は、メートル法。
長さはセンチメートルcm、メートルm、
重さはグラムg、キログラムKgと表していますね。
はたまた中国は、「斤(ジン)」という単位があって、
こちらは一斤=500g。
スーパーなどでは、自分で袋に詰めて買うスタイルが多く、
商品のタグは、この「一斤(イージン)単価」が表記されています。
聞き慣れない「斤ジン」ですが、
昔の(笑)の食パンなどの単位、一斤(いっきん)に通じるところもあり、
しかも1キロの半分なので、なんとなく馴染みやすく感じませんか?
これに対して、アメリカはヤード・ポンド法を使用。
重さはオンスounce/oz、パウンドpound/lb、
長さはインチinch、フットfoot、フィートfeet
といった表記で表されています。
中国と同じように、商品には「1ポンドの単価」がそれぞれの商品についています。
それでは、問題です!
このパウンド、何グラムでしょうか???
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答えは約450g!!
すごーく割り切れない数字なので、慣れるのにとっても時間が掛かりました。
今でも、自分の身長、体重が即答できません!(笑)
とはいうものの、
このパウンドこそ、
このパウンドケーキを作るときに大事な単位!
材料になる
卵
バター
粉
砂糖
この4つを全部1パウンド合わせて作ったケーキが
あのパウンドケーキになるんですね
最近では、食感の軽さを求めて、
配合の割合をアレンジしたレシピも多いようですが、
基本は、同じ1パウンドずつ。
最初にこのケーキを作った方は、
一体どうやってこの割合にしたのでしょうね?
この4つの材料は、お菓子作りの基本の材料。
少し配合が変わるだけで、クッキー、シュークリーム、パイ、ケーキにもなるのですから!
少しの気づきで出来上がりがこんなにも変わってくるところが
お菓子作りの楽しいところでもありますね。
ちなみに、この量り、
キログラムもパウンド(lb)の両方量れるようにボタンが付いています。
さすが、アメリカ製。
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