こんにちは。
国境のない粉モノ教室 Ys Table おおきもとようこ です。
先日の中国の「餅」のお話の続きです。
目次
1.パイってどんなもの?
「パイ」
ときくと、たぶんこんなイメージをお持ちなのでは?
アップルパイとか、
レモンメレンゲパイとか、
ベリーパイとか。
これは、型にに入れずに焼くフリーフォームパイですね。
基本のパイとは、パイ生地に
フィリング(具材)を包んで、
オーブンなので焼いた料理やお菓子などを指しているのですが、
中国の粉モノレシピの中では、いったいどんなパイが登場するのでしょう?
今日は中国でB級グルメとしてよく屋台で売られている
「肉餅・ロービン・チャイニーズミートパイ」をご紹介します。
2.生地と肉あんの層を重ねて作る、肉餅・ロービン
パンを習っていた時の目標は
「おいしいクロワッサンを作ること!」
と思った方も多いと思います。
生地の扱いはもちろん、
油脂、麺棒の扱いが難しいですね。
夏場はバターの管理が難しく、冬期限定でよく練習していました。(笑)
仕込みは大変でも食べるのはあっという間!
でも、作りがいのあったパンでした。
さて、今回お話しするロービンは、
生地とバターで構成する生地を
生地と肉あんで構成して作っていく「餅ビン」です。
バターは使いませんので、年中作っていただけますよ。
まず生地です。
グルテンの少ない薄力粉にグルテンを押さえるぬるま湯を使い、
反発のない柔らかな生地に仕込んでいきます。
肉あんの味のベースにはオイスターソースを。
白胡椒、五香粉を使って、甘く濃厚なエキゾチックな香りを足しました。
糖分は入っていないので、ガッツリ食事系に仕上げます。
とても柔らかく、ダレやすいので
丸く広げたら時間との勝負!
手早く仕上げましょう。
生地よりも少し内側になるように肉あんを伸し、
パタンパタンと生地を折り込んでいくのが特徴です。
生地、肉、生地、肉・・・と折り込んでいくことで
パイのようなサクサクの層生地が出来上がります。
最後は麺棒で厚さを調整し、
フライパンで両面に焼き色をこんがりと!
生地を焼くと、五香粉の香りが広がります。
しっかりと味が付いたお肉が入っているので
ボリュームもたっぷり!
上海の朝のバス停には屋台が多く並び、
これを頬張る人がとにかく多くて(笑笑
においをかいでいると、バスに乗りそびれそうになったこともありました(笑
五香粉をたすと、中国の味に近づいたなと感じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2020年
9月13日日 13 : 30〜15: 30 リクエスト追加日程
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