こんにちは。 国境のない粉モノ教室 Ys Table おおきもとようこ です。
今日は中華麺料理の中でも、別格。
薄い皮が独特のやさしい食感をもつ、ワンタンがテーマです。
++++++++++
具がしっかり詰まった水餃子ほど重くなく、ツルンとした舌触りが人気のワンタン。
私の記憶では、アメリカでは水餃子と区別することなく、
「Dumplingダンプリング」とよばれています。
薄くのばした生地皮に、刻んだ野菜や肉、魚介などを包み、
一旦茹でてから、さっぱり系のスープに浮かべて供されます。
粉もの好きな私でも、手と麺棒でこれだけ薄く伸すのは至難の業!
カナリの力仕事になります。
ここは無理をせず、パスタマシン様の登場していただきましょう。
または、市販の皮を利用してもいいですね。
ワンタンというと、上海のフードコートの「香港レストラン」では、
いつも海老ワンタン麺が大人気でした。
不思議な言葉、「ワンタン」ですが、
この「雲呑」という字そのもの、
器に浮かぶ姿が、ゆらゆらした雲のように見えたことが語源だそうです。
その雲を食べる(飲む)~というところから、「雲呑ワンタン」と教わりました。
あくまでも、ゆらゆらと雲のような食べ物なので、
ちょっと小腹が空いたときに食べるスープのような扱いです。
ですから、餃子や焼売のように、具をしっかり詰めるのではなく、
具はちょっと控えめがポイント!
あくまでも薄ーい皮が主役、そんな食べ物です。
ここでちょっと耳寄りなお話。
ワンタンと水餃子の違いはナニ?と聞かれます。
①ワンタンの皮は四角、餃子の皮は丸い
②ワンタンの皮は餃子に比べて薄く、具材はほんの少しだけ
具の大きいワンタンは野暮ったいといわれてしまいます。
また中国では
「冬至にワンタン、夏至に麺」という言葉もよく聞きます。
一年で一番昼間の長い夏至の日に、長い麺を食べて長寿を祈るという。
食と生活が根付いていることがよくわかりますね。
餃子もそうですが、
包み方もイタリアのラザニア作りにそっくり!
粉に国境がないように、粉ものにも国境はないのかもしれません。
今日も、国境のない粉物語におつきあい下さり、ありがとうございました。
++++++++++
◆11/12月オンラインレッスン日程はこちら
【縁起のいい中国結びで作る!幸せの白雪花巻&煮込みはたった15分!五香粉かおる本格ルーロー】
2020年
11月
24日(火)15:00-17:00
25日(水)15:00-17:00
26日(木)15:00-17:00
12月
8日(火)13:00-15:00
9日(水)13:00-15:00
日程・時間リクエスト受付中!⇒⇒⇒ ☆☆☆
そのままおやつ、晩ご飯にどうぞ!
++++++++++
◆LINE公式アカウント始めました。
ブログ情報、レッスン情報をお届けしています。
粉ものやアジアンフードの大好きな方とお話ができますように!
ご登録お待ちしています。
または @ystable555 から検索お願いします。
この記事へのコメントはありません。