こんにちは。

NYローカルのベーグル・デリ・スイーツを楽しむパン教室

Ys Tableワイズテーブル

おおきもとようこ です。

 

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2018年1月からスタートする

<NY ベーグル&デリ物語 コース>の中でご紹介する

 

Bialy ビアリー

 

 

NYに移り住んだとき、

ビックリしたのが、どこのスーパーへ行ってもベーグルが売っていること。

 

当時、日本では売っているのをあまり見かけることがなくて、

最初に習っていたパン教室の上級コースレシピに入っていたくらい?

とにかく、いわゆる日本のトングで取る

セルフサービスのパン屋さんで見かけることの少ないパンでした。

 

それが、駅前の小さなベーグル&デリの店はもちろん、

スーパーのパンコーナーに行くと、ラックにざっくざく(笑)

もう楽しくって、あちこちのベーグル屋さんで買いました!

 

味比べしたいので、勇気を持って

「1個だけ下さい!」とかね(笑)

 

 

Plainプレーン

Cinnamon&Raisinシナモン&レーズン

Onionオニオン

Bacon&Garlicベーコン&ガーリック

Pumpernickelパンペルニッケル

Sesameセサミ

Poppyポピー

Cheeseチーズ

Blueberry

Cranberry

などなど。

隣にはクリームチーズや、サンドイッチスプレッドのプレートが並びます。

 

 

でも、専門店に行くと気になるプレートがあるんです。

それは

 

Bialyビアリー

 

 

行く店全てにあるわけではなく、たまにしか見かけないので、

一体どんなベーグルなのかと、買う機会を失っていたら

ある日、私の前に並んでたお客さんが注文したのです。

その例のBialyビアリーを!

 

どんなベーグルかと目で追ってみたら

タマネギがのっている円盤形のパン。

 

あれ~?

あのタマネギの様子からみると茹でてないみたい!

あらら?ポピーシードものっている?

ベーグルって茹でるはずじゃ?

と、よくわからないものが出てきたのです。

 

帰り道、いつもの図書館で調べてみたところ

アレはBialyビアリーといって、どうやらベーグルの原型のよう。

 

 

元々ポーランドのBiarlystokという街で食べられていたこのタマネギパンは、

20世紀前半、ユダヤ系移民とともにNYに移り、そして広まり、

やがてNYを代表とするベーグルに発展していったということがわかりました。

 

 

私がなかなかこのビアリーに巡りあえなかったように、

近年、このビアリーを販売しているお店がぐーんと減っていて

なかなか買うことができなかったのでした。

 

 

売ってないモノは作りましょう!

 

ということで、

懐かしのNYの味、Bialyビアリーを1月のレッスンに入れることにしました。

ぜひ、このレッスンで買うことのできない、

「幻のベーグル」を一緒に味わってみませんか?

 

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ビアリーって何?

作ってみたいわ~という方はぜひコチラから。

 

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