先ほど、小田原名産の梅「十郎(じゅうろう)」が届きました!
箱を開けた瞬間から家中にふわっと広がる梅の香り。
宅配の方からも「トラックの中までいい香りでしたよ」と言われるほど。
写真で香りをお届けできないのが残念です。

今回も梅屋さんが丁寧に「ジュース用」「梅干し用」と分けてくださり、本当にありがたいことです。


梅屋さんとの出会い

この梅屋さんとのおつきあいは、もう数十年前にさかのぼります。

春先、「小田原・曽我の梅林が素敵だよ」と聞いて、義実家と一緒に花見へ出かけたのが最初のきっかけでした。

大通りから一本入ると、山の斜面は一面真っ白。
風に乗ってふわりと梅の香りが漂い、まさに心に残る光景。
そこで偶然、梅林の持ち主の方と出会い「ここの梅はいつ頃販売されるんですか?」とお声をかけたことから、長いお付き合いが始まりました。

我が家の梅干し

数年前には梅干し作りを代替わりし、甕もザルもほとんど引き継ぎました。
先日伺ったところ「古木から4キロ取れたので漬けました」とのお話。
今年はジュースだけにしようと思っていましたが、その一言で“梅干し魂”(笑)に火がつき、私も仕込みたくなりました。

実家の梅干しはなんと塩分10%。
市販の減塩梅干しでも15〜18%が一般的なので、かなり低めの塩分濃度です。
赤紫蘇を加えず、素朴な色合いのまま仕上げるのが特徴。
中国やアメリカにも一緒に引っ越しをして、ずっと食べ続けてきた味です。

人生の半分以上を支えてくれたこの梅干し。
やはりなくては困る、我が家に欠かせない一品です。

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