こんにちは。 国境のない粉モノ教室 Ys Table おおきもとようこ です。

 

今日は中華麺料理の中でも、別格。

薄い皮が独特のやさしい食感をもつ、ワンタンがテーマです。

 

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具がしっかり詰まった水餃子ほど重くなく、ツルンとした舌触りが人気のワンタン。

私の記憶では、アメリカでは水餃子と区別することなく、

「Dumplingダンプリング」とよばれています。

 

薄くのばした生地皮に、刻んだ野菜や肉、魚介などを包み、

一旦茹でてから、さっぱり系のスープに浮かべて供されます。

 

粉もの好きな私でも、手と麺棒でこれだけ薄く伸すのは至難の業!

カナリの力仕事になります。

 

ここは無理をせず、パスタマシン様の登場していただきましょう。

または、市販の皮を利用してもいいですね。

 

ワンタンというと、上海のフードコートの「香港レストラン」では、

いつも海老ワンタン麺が大人気でした。

 

 

不思議な言葉、「ワンタン」ですが、

この「雲呑」という字そのもの、

器に浮かぶ姿が、ゆらゆらした雲のように見えたことが語源だそうです。

 

その雲を食べる(飲む)~というところから、「雲呑ワンタン」と教わりました。

 

あくまでも、ゆらゆらと雲のような食べ物なので、

ちょっと小腹が空いたときに食べるスープのような扱いです。

 

ですから、餃子や焼売のように、具をしっかり詰めるのではなく、

具はちょっと控えめがポイント!

 

あくまでも薄ーい皮が主役、そんな食べ物です。

 

 

ここでちょっと耳寄りなお話。

ワンタンと水餃子の違いはナニ?と聞かれます。

 

①ワンタンの皮は四角、餃子の皮は丸い

②ワンタンの皮は餃子に比べて薄く、具材はほんの少しだけ

 

具の大きいワンタンは野暮ったいといわれてしまいます。

 

また中国では

「冬至にワンタン、夏至に麺」という言葉もよく聞きます。

一年で一番昼間の長い夏至の日に、長い麺を食べて長寿を祈るという。

 

食と生活が根付いていることがよくわかりますね。

 

餃子もそうですが、

包み方もイタリアのラザニア作りにそっくり!

 

粉に国境がないように、粉ものにも国境はないのかもしれません。

 

 

今日も、国境のない粉物語におつきあい下さり、ありがとうございました。

 

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